格安SIMにして携帯料金を安くしたいという人もいると思いますが、どの格安SIMをどうやって選べばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
最近は大手キャリアがSIM開放をしたので、格安SIMに新規参入してくる会社も多くなり、サービスが多くなりました。ここでは、格安SIMの選ぶ方が分からない人やもっと知りたい人のために格安SIMの選ぶポイントを紹介します。


Contents
格安SIMを選ぶポイント
格安SIMを選ぶにあたっては、いくつかポイントがあります。それは自分が格安SIMを利用して携帯をどう使うか選ぶ必要があるからです。
確かに格安SIMは大手キャリアに比べると安いプランがたくさんあるので、多くの人は料金が下がることもあるでしょう。ただし、それは自分の携帯の使い方に合わせたプランを選択しているからです。
本当に必要な携帯機能や料金プランを選ぶことができるようにしましょう。


ポイント①:電話番号がいるかどうか




格安SIMを選ぶに当たって重要なポイントなのが、電話番号を必要とするかどうかがポイントのひとつです。
なぜなら、格安SIMには「音声通話SIM」と「データ専用SIM」の二種類があります。格安SIMの場合にはこの二種類から選ぶことになります。
どういうことでしょうか。以下の「音声通話SIM」と「データ専用SIM」の説明を見てみるようにしましょう!
音声通話SIM
音声通話SIMとは、ネット接続に加えて、従来の携帯電話に付いていた、音声電話で通話ができるSIMとなっています。自分の電話番号から相手の電話回線にかけることができるSIMです。
音声通話と書いてあるので、電話だけ?と思われてしまいますが、電話をかけることもできればネットにつなぐことができるSIMのことです。

データ専用SIM(データSIM)
データ専用SIMとは、データ通信だけが行えるSIMのことです。データ通信とはネットにつなぐことができるかどうかの意味と同じです。
一方、音声通話SIMと違って、普通の携帯電話やスマートフォンでかけることのできる電話回線を使用した「音声通話」はできません。
そのため、データ専用SIMで会話をしたいと考えた場合には、ネット経由で話せるLINEやSkypeのアプリで話すことができます。もしくは、050PlusのようなIP電話を利用することで会話をする人もいます。

音声通話SIMとデータ専用SIMどっちが安い?
音声通話SIMとデータ専用SIMを比べると、同じデータ通信容量で選ぶのであれば音声通話SIMの方が安いです。
どれくらい違うのか、下記の楽天モバイルで比較した場合をご確認ください。
音声通話SIM⇒月額1,600円
音声通話SIM⇒月額4,750円
楽天モバイルの場合には、電話の音声回線分の700円が、データ専用SIMに比べて高いことが分かります。
音声通話の分の機能を省いているのでそれだけ安いということが言えます。

ポイント②:ドコモ、au、ソフトバンク系の回線を選ぶ
格安SIMを提供しているMVNOには自社の通信基地局はないため、大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクといった回線を借りています。
そのため、格安SIMを選ぶにあたって、どこの大手キャリアの回線を選ぶかどうかのポイントが必要になります。
「端末+SIM」で新規契約をMVNOとする場合はどこのキャリアのSIMを選んでも問題ありませんが、今持っている携帯が大手キャリアで購入したスマホの場合には、同じキャリアの回線を選んだ方が良いでしょう。
ドコモ回線系の格安SIM
ドコモ回線系の格安SIMの会社は非常に多く、大手のMVNOの会社があります。そのため、選択肢が多いのでドコモ回線で選んで問題ないでしょう。
- 楽天モバイル
- mineo(マイネオ)
- BIGLOBE SIM(ビッグローブSIM)
- OCNモバイルONE
- DTI SIM
- NifMo(ニフモ)
- イオンモバイル(イオンスマホ)
- J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
- QTmobile(QTモバイル)
- Fiimo(フィーモ)
- TikiTiki(Tikimo)
- IIJmio(みおふぉん)

au回線系の格安SIM
au回線もドコモ回線同様にたくさんのMVNOの会社があります。ドコモ回線と同様に会社が多いのでau回線を選びたい人は、この中から選ぶことができるでしょう。
- mineo(マイネオ)
- UQモバイル(ユーキューモバイル)
- BIGLOBEモバイル(ビッグローブSIM)
- IIJmio(みおふぉん)
- イオンモバイル(イオンスマホ)
- J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
- QTmobile(QTモバイル)
- Fiimo(フィーモ)
- TikiTiki(Tikimo)


マルチキャリアとは、大手キャリアのドコモ回線やau回線どちらの料金プランも対応しているということです。ドコモとauの頭文字をとって、”Aプラン”と”Dプラン”と表現している会社が多いです。
ソフトバンク回線系の格安SIM
- Y!mobile
- b-mobile
- nuroモバイル
- Hitスマホ
MVNOへの卸値の問題があるようです。少し提供するにあたって高かったということでしょうか。ただ、今はちらほらと増え始めています。今後、格安SIMがより浸透して競争力が高まったら続々と増えるのかもしれません。
ポイント③:データ通信の容量で選ぶ
格安SIMを選ぶにあたって、重要な選ぶポイントとなるのがどれくらいの通信容量を必要とするのかどうかです。身の丈に合わないデータ通信容量を選ぶと、その分余分な料金を払うことになってしまいます。
ここでは、容量に応じた格安SIMを選ぶポイントを紹介します。
通信量の目安
携帯を持っていると様々なところでデータ通信を行います。普段サイトを閲覧したり、メールや音楽のダウンロード、最近ではyoutubeなど動画を閲覧したりすることもあります。
その時に気を付けたいのが、各操作でどれくらいの容量が必要で、どれらいの料金プランであれば足りるのか分からないのではないでしょうか。下記をご参考にしてください。

無制限で使える格安SIM
容量を気にせずに使える格安SIMには下記のようなものがあります。
- U-mobile(Uモバイル)
- DTI SIM
- UQ mobile(UQ モバイル)

大容量向け格安SIM
容量無制限ではありませんが、20~50GBなど通信容量が大きい料金プランをもつMVNOの会社は下記です。
- イオンモバイル
- DMM mobile
- 楽天モバイル
- DTI SIM
- b-mobile(ビーモバイル)

ポイント④:速度で選ぶ
格安SIMを選びたいポイントの中で気になるのが速度がどうなるのかという所です。基本的には大手キャリアのLTE対応となった速度が多いため気にならない人もイルカかもしれませんが、速度が遅いと見る気がなくなります。
速度が速い評判や安定感のある会社を選定しました。
速度が速いと評判の格安SIM
- UQ mobile(UQ モバイル)
- LINEモバイル
UQモバイルは速度面で常に満足度が高いMVNOです。auの回線を借りている格安SIMのため、使えない携帯があるかもしれませんがCMでもお馴染みです。LINEモバイルは2016年9月からのMVNOです。docomoの回線となっています。
安定感のある格安SIM
- OCNモバイルONE
- mineo(マイネオ)
- 楽天モバイル
- BIGLOBE SIM(ビッグローブSIM)UQ mobile(UQ モバイル)
やはりよく名の知れた大手のMVNOが名を連ねています。この中でmineoは満足度が高いことでも知られているMVNOです。楽天モバイルも最近では続々とユーザー数を増やしています。初心者ユーザーにとってもおすすめできるMVNOです。
まとめ
格安SIMをえらぶにあたって、様々なポイントを説明してきました。格安SIMを選ぶ際の参考にしてください。最後に格安SIMの選ぶポイントを下記に記載します。
- 電話番号が必要かどうか?
- 大手回線キャリアをどこにするか?
- データ通信量は何GB必要か?
- 速度はどれだけ必要か?