今現状の大手キャリアのデザリングは無料期間となっているため、実は有料となる見通しがあることを知っているスマートフォンユーザーは少ないのではないでしょうか。
実は大手キャリアのスマートフォンのデザリングは、今は無料期間となっていて無料期間を過ぎるとデザリングは有料となります。
これを見て、有料であることに対して「スマートフォンのテザリングは一体なぜ有料なのか?」という不満を持つ人も多いのではないでしょうか。
最近この手の話題が増えてきています。
そのきっかけは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアが大容量プランを中心にテザリングを有料扱いにしたことです。
どんな経緯があって、今後はどうなるのかについてみていきましょう。
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有料化を決めた当初は無料期間を設定
スマートフォンで動画など通信量が多くかかるデータを見るのが普通になってきたので、各社は大容量のプランが出てくるようになってきました。
どんな流れだったかを整理していきましょう
無料期間は期間限定だった
ドコモは30~100GBの「ウルトラパック」向けデザリングは、2018年3月までが無料となっていました。auも「スーパーデジラ」などのプランでは2018年3月までが無料期間です。ソフトバンクも大容量プランの「ギガモンスター」に無料期間を設定して2017年4月までだったが、今は2018年3月まで無料期間を延長している背景があった。
有料化の金額は1000円前後だったが今は○○円
当初設定されていた、各社のデザリング有料化に伴う月額料金は1,000円程度でした。
今の各社発表のリリース情報によると当初月額1,000円だった費用が、月額500円程度に下がってきています。
auが予定通りデザリングの無料期間終了となる
当初設定していた通りauのデザリングの無料期間が2018年3月31日をもって終了することになりました。これによりauのデザリング有料化対象のプランは有料となります。
当初の月額1,000円から月額500円に値下がりしたもののデザリング有料となります。
ソフトバンクは2018年5月まで期間を延長
ソフトバンクは2018年3月31日まで無料期間だったため、4月以降有料化になるかと思われたが、2018年5月31日まで無料期間を延長することになりました。
これにより6月以降は、デザリングが有料化することになりそうな見通しが立ちます。
ドコモは無料期間を延長
ドコモには無料期間が設定されていないため無料期間は引き続き延長されることになっています。ただ、期間は定められていないキャンペーンであるため、各社同様にデザリングが有料となる可能性があります。
通信に影響が出ることを考慮
従来に比べて、スマートフォンなど大容量の通信を行うのが普通になってきました。既に4K対応となったスマートフォンもあり、画像転送時に通信量が多くなることやyoutubeも4K対応の動画が今後ますます増える可能性があります。
その時に、通信の品質を担保するためにデザリングを有料化しているのかもしれません。
デザリングが有料化されることに伴い、月々の料金プランが見直されることになるかもしれません。
携帯の料金は、各社団子状態になることが多いです。そのため、いずれは各社同じような料金になることでしょう。