出産を御祝いしてくれた方々に、無事の出産報告と赤ちゃんのお披露目を兼ねて、よろこびと感謝の気持ちいっぱいに贈る出産内祝い。
大事な方から届いた御祝いのお返しマナーはしっかりしていきたいものです。
今回は出産内祝いの「のし紙」の書き方や水引について、命名札のマナーについて解説していきます。
のし紙とは
のし紙とは漢字で書くと熨斗紙となります。
熨斗は冠婚葬祭といった慶次における贈答品の飾りです。熨斗の起源は、アワビを細く向いたのしあわびを「伸ばす、永遠」の意味を込めて贈るものとされています。
白い奉書紙を掛け、水引で結び、そこに熨斗をつけた印刷されたものをのし紙と言います。
のしに関するしきたり
- 仏事(主に弔事)などの贈答品には、熨斗を付けない。仏教では生臭物を避けるため。仏事でもお祝いごとの場合は戒律の厳しい宗派では気にされるが、最近は熨斗を付ける場合も多い。
- 魚介類を贈答品にする場合は、熨斗を付けない。熨斗が鮑であるという本来の性質からすると正しいが、現代では特に気にされていない。
- お見舞いには熨斗を付けない。弔事に熨斗を避けることから、熨斗がお祝いの意味に理解されるようになり、現在市販されている御見舞と字の入った金封・祝儀袋はほとんどが熨斗無しである。本来は熨斗鮑が長寿を願う縁起物であるので、熨斗を付けたほうが良い。
引用元:wikipediaより
出産祝いの「のし紙」マナーの用途や水引の数
用途 | 内容 | のし紙形態 | 水引の数 |
---|---|---|---|
出産内祝い | 出産の御祝いをいただいた方へのお返し。 | 蝶結び | 7本 |
内祝い(蝶結び) | 出産の御祝いをいただいた方へのお返し。 | 蝶結び | 7本 |
出産祝いと出産内祝いでは、のし紙の文言が違いますので、注意しましょう!
のし紙に使われる蝶結びとは
引っ張れば解けて、何度でも結びなおせることから、将来重ねて起こっても差し支えない場合に使用されます。
引っ張れば解けて、何度でも結びなおせることから、将来重ねて起こっても差し支えない場合に使用されます。
命名札(短冊のし)を利用する場合
命名札を利用する場合は、短冊の上に「命名」、短冊の下に「太郎」と言ったように短冊のしを利用しましょう!
命名札(短冊のし)とのし紙の両方を利用の場合
のし紙に「太郎」と言った名入れの指示を行い、命名札の短冊のしをのし紙の内側にするのが一般的です。