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【少しネタバレ】デザイン「あ展」に行ってみたら、デザインの勉強になった件について

人に誘われて、デザイン「あ展」に行ってきました。

ただの企画展示の類かなと思って、ふらっと映画を見るついでに寄ってみたらデザインの勉強になったので、ぜひみなさんにも行ってみることをお勧めします。

今回はその「あ展」についておすすめの理由をお伝えします。

そもそも「あ展」とは?

本企画展は、「デザイン的思考」を伝えるNHKの教育番組「デザインあ」のコンセプトをもとに、デザインの視点や考え方を体験し、科学技術とのかかわりをも理解するものです。

引用元:企画展「デザインあ展 in TOKYO」

「あ」を通じて五感を養い、「あっ」とした体験ができる展示場です!

「あ展」でデザインの何が学べる?

「あ展」に行ってみて感心したところですが、デザインのあれこれが学ぶことができます。

では、一体どんなことが学べるのか一部ネタバレもありますが説明していきます。

ちなみにデザイン「あ展」には子供がたくさんいますが、全然大人でも楽しめて学べる空間です!

視覚の原理を知ることでデザインの作業ができやすくなる

視覚の原理を知ることで、意図を持ったデザインを行うことができます。もしデザイナーが壁にぶつかっているのであれば、視覚の原理をただしく理解していないからかもしれません。

これを読んだ人が「ぎくり」としたら、なんらかの壁をぶち破るきっかけになるかもしれません。

ピクトグラムが体感できる

ピクトグラム

ピクトグラムとは、絵文字などと同じ意味で使われます。それは上の画像のように視覚で何を表しているかが一瞬でわかるものです。

それは、道路の交通標識や案内表示などに使われます。

ピクトグラムができる流れ

ピクトグラムができるま記号化のプロセスは、下記の流れがあります。

  1. 写実
  2. 省略
  3. 誇張
  4. 記号化

ピクトグラムのモチーフとなるものを写実的に描き取り、省略と誇張によるデザイン処理によって記号(ピクトグラム)は出来上がります。

各プロセスの詳細は下記です。

写実
眼に入るものの形を筆記用具で正確に写し取ります。そのものを写し取ることは誰にでも何かが理解できます。
省略
その部分がなくても理解できる場合は削除をします。それをすることでできる限りシンプルな形にしていきます。
誇張
その対象となる部分をより拡大や変形をして強調することで理解を助けます。
記号化
分かりやすさと描きやすさを最終的な形にまとめます。線などの構成要素を統一していきます。

では、実際に「あ展」で学べるものを見てみましょう!

下記はトイレの案内表示板に使われる記号ができるまでのプロセスを理解することができます。

他にもいろいろな学びがたくさん

こんな形でデザインについて学ぶことができますので、子供だけでなく大人も楽しめるデザイン「あ展」ぜひ行ってみてください!

デザインあ展のアクセスや料金は公式HPから